「デッキ作り」後編です!
今回はデッキの構造についてお話していくのですが、この「構造」に関しては目隠し塀の回でお話した内容とほぼ同じですw
と言うのは壁(塀)を作る時も、床を作る時も同じように「下地 + 仕上材」が基本となるからです!
重要なのはテーマとなってくる「ローコスト」で見た目よく作る為に、
①下地をどう(ナニで)作るか
②仕上材は何を使うか
ココを工夫してあげればいいというわけです!
では本題です!
まず下地ですが、作り方には大きく2通りあって1つ目が「乾式」もう1つが「湿式」です
カンタンに説明すると「乾式」とは木材やパイプなどを組立てて作る工法で「湿式」とはコンクリートなどで土間のように作る工法をいいます
また、双方にはそれぞれ長所と短所がありますので選考するうえで参考にしてみてください
①費用
「乾式」の方が「湿式」より安価で作れます
「乾式」は下地の大部分が中空となる為、その分材料費も少く済みます
②耐久性
「湿式」で作った方が強度があります!
コンクリートの強度は数ある建材の中でも随一を誇ります!(厚さにもよりますが)
重たい物を乗せたりする場合は「湿式」をオススメします!
③汎用性(自由度)
デッキを作るうえで、大きさ、高さ、配置など、用途によって各々理想の形があると思います!
形状などの自由度はやはり「乾式」が勝ります!
「乾式」は部材の長さで調整がカンタンにできるのに対し「湿式」は盛土で高さを調整したりと諸々タイヘンなんです💧(タイヘンという事はその分手間費がかかります…)
自身は諸々検討して「乾式」を採用しました!
↓下地組立の様子
木材で組み立てた骨組みの上にベニヤ板を張れば下地が出来上がります!
(写真はベニヤを張る前の状況)
あとは出来上がった下地に前編でご紹介した仕上材の長尺シートを貼って完成となります!
デッキ(下地 + 仕上材)にかかった費用はコチラ↓
【床面積】17.2㎡
【外注費】\720,000(税込み)
1㎡あたり4.2万円ほどとなりました!
ちなみに近年主流となりつつある「人工木材」を使った乾式工法の商品がコチラ↓
(リクシル社カタログ抜粋)
天然の木材に比べ、耐久性が高いのがウリでそれ故に価格も比例します!
【床面積】幅6.0m × 奥行3.055m = 18.33㎡
【価 格】\ 1,328360(税別) ※材料費のみ
税込みとした場合1㎡あたり約8万という事になり実際にはコレに組立手間費、材料運賃、諸経費、消費税などが加算される事になります
コレばかりはホント「何を優先するか」によりますので比較材料として参考までに載せておきますw
以上、「デッキ作り」でした!
ご覧いただきありがとうございました!
コメント